脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

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脳梗塞体験談集

祖父が脳梗塞で入院!点滴治療とリハビリとで約2週間の入院

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私が高校生の時です。私の祖父は釣りが趣味のピンピン元気で陽気な祖父です。

タバコは私が小学生のときにやめましたがお酒が大好きで、つまみにしょっぱいものを食べるのが毎日の楽しみでした。テレビを見ながら甘いお菓子を食べるのも好きでした。その割には体型は細身で背も高くて、病気などしたことの無い健康体でした。

運動をしなくなってしまった

祖父の家では犬を買っていたのですが犬が死んでからは祖父は毎日の日課だった散歩をしなくなったため、唯一の運動習慣がなくなっていました。そのため家でテレビを見ながらゴロゴロし、たまに友人と釣りに出かけるといった生活でした。

そんなある日、祖父が脳梗塞で入院することになりました

祖父の話だと、夕方頃から左手の動きが鈍くなり、めまいがしたそうです。呂律も回らなくなり、おかしいと思って脳神経外科を受診したら右の脳梗塞と診断され入院となりました。

わたしが病院についたのは夜の20時くらいでしたが、祖父は点滴の機械が繋がっており、いつもの陽気な感じではありませんでした。健康だけがとりえだ、といつも自信満々に話していたため、入院になってしまった事がショックだったのかもしれません。ついでに血糖値も高いということが判明しました。

脳梗塞はまだ初期段階だったため、点滴治療とリハビリとで約2週間の入院でした

歩行はそれほど問題ありませんでしたが、手先の動きが鈍く指先の運動リハビリに苦労していました。動きにくいのは左手で、祖父は右利きだったので箸を使うことや字を書くことにはそれほど不自由がないみたいでしたが、お椀はよく落としていたようです。また、言葉がハッキリと言いにくいという症状もあったので言葉のリハビリも頑張っていました。

退院時には退院後の生活指導として、水分をしっかりととること、塩分は控えめにすること、適度な運動を継続することなど看護師さんにしっかりと説明されていました

血糖値も高いため、甘いものは控えなければならず、今までいくら祖母に注意されても好きなものを好きなだけ食べて飲んできた祖父にとっては食事制限はけっこう辛いものだったのではと思います。

初期段階で治療できたため後遺症は残らず、リハビリの先生のおかげで手もよく動くようになり、言葉もだいぶハッキリと言えるようになりました。

発症前とほとんど変わらない生活に戻っていますが、指導されたとおりの食事と(料理するのは祖母ですが)、適度な運動を頑張っており今ではかなり健康に気を使っています。

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