脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

義母が脳梗塞になったが85歳と高齢なので手術せず投薬のみ

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私は再婚して5年目になり旦那と自分の連れ子と旦那の母と4人暮らしになります。

お義母さんは今年85歳になりました。去年の6月その日は突然来ました。最初に異変に気づいたのは、当時小学5年生の息子でした。

「お母さん、お婆ちゃん話し方おかしいんだよ。」

初めは「何おかしな事言ってんだろ?」と思い、リビングに座っていたお義母さんに「どっか具合悪い?」と話かけて「風邪ひいたのかなー。」

掠れていて聞き取りずらく元気もない感じで「ちょっとパパに言ってきて!」と息子に頼み旦那が話してる間に外来の内科に電話をしました。

病院探しと脳梗塞の疑い

それが運が悪い事に、土曜日の午後。休館の病院が多くとりあえず近くの大きい病院に電話しましたが1件目で「症状は?」と聞かれ。「朝から食事が取れていない」「ろれつがまわらない」等伝えたところ、「脳梗塞の疑いがある。」そこは入院患者は受け入れておらず断られたのですが、そこからがとても大変でした。

4、5件病院に電話し脳神経外科の病院が1箇所受け入れ可能で「すぐ救急車呼んで下さい」との事で救急車で病院に行き2日ほどICUに入りその後一般病棟に移ったのですが、「脳梗塞と心筋梗塞」でした。

先生から認知症の発症リスクが高まる事、麻痺が残る事、死亡リスクの説明をうけ、高齢なので手術でなく投薬での処置になるとの事で3ヵ月入院しました。

早くにお義父さんを病気で亡くした旦那は、やはり精神的にしんどかったのか、元気を無くしてしまいましたが、「自分で悔いないようにしな!」と、毎日病院にお見舞いに行っていました。

その後、リバビリが始まり薬の投与の効果で大きな後遺症もなく退院出来ました。

現在も3週間に1度の通院と、毎日リバビリを旦那と一緒にしています。
ちなみになんですが、お義母さんは高血圧だったらしいです。救急車で運ばれた日200以上あったらしいです。

日頃、気にかけて肉と魚とバランス良く考えていたのですが、それをきっかけに肉も1度湯掻いて油を落としたり魚も秋刀魚や鯖ではなく鯵にしたりとか薄味を心がけるなど、食事の見直しもし、週1回デイケアで運動してくるなどしています。

先日、一年検診でMRI検査をしたのですが異常なしでした。

自分達以上に病気や怪我のリスクが高くなるとつくづく実感させられる経験でした。

軽度の麻痺で済んだお義母さんの生命力の強さも凄い事だとは思うんですが何より今回、お世話になった先生方には感謝しかありません。

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