脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

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脳梗塞体験談集

主人の父が脳梗塞で若干の麻痺と高次機能障害の後遺症が残った

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主人の父が7年程前に脳梗塞になりました。

主人の実家は自宅から車で30分程の距離にあるのですが、朝 義母から義父が犬の散歩中に足がもつれ始め、若干ろれつが回らないような気がすると電話があり慌てて向かいました。

私は介護職の経験があったので着いてから症状を見たところ救急車を呼ぶ程ではないが、すぐに大きい病院に行った方が良いと思い救急情報センターに電話して指示を仰ぎ自家用車で連れていきました。

義父はその3年程前に脳出血の既往もあり、すぐに検査、結果脳梗塞と判断され即入院となりましたが、すぐに治療開始とはならず脳出血の既往があるため脳の血管が治療に耐えられるか判断してからになると言われました。

MRIなどの検査を経て治療を開始しました。幸いにも重度ではなかったので手術ではなく、点滴のみの治療となりました。

脳出血の時の後遺症で、てんかんはありましたが、脳梗塞の治療中は特に発作などは起こりませんでした。

入院中に持病の痛風が出たりして数週間の入院でしたが右手に若干の麻痺が残りました。箸など持つことはできるけれど上手く使いにくいという感じです。

それからしばらくは毎日近所の整形にリハビリに通い、入院していた病院には数週間に一回の割合で定期的に通院していました。

何ヵ月かリハビリに通いましたが大きな変化はなく今でも右手には若干の麻痺があります。

またもうひとつの後遺症として高次脳機能障害があります。

はっきりとこれといった症状ではなく、何となく今まではすんなり読めていた漢字が読めたり読めなかったり、喜怒哀楽が激しい時期があったり、物忘れがあったりなどという感じです。この症状は7年経った今、感情面では落ち着いていて、時々 パッと漢字が読めないときがあるかなー?という感じです。

私は嫁の立場で同居はしていないので義父が脳梗塞になったことによってこれといった苦労はしていませんが、四六時中一緒の義母は不安が尽きなかったようです。

退院後の病院への通院も常に付き添い、少し様子がおかしいとてんかん発作が出ないかとか、頭が痛いと言い出すと大丈夫だろうかと不安ばかりだと話していました。

義父は昔でいう職人気質のため頑固で、まだ70代半ばのため、介護サービス(デイケアでのリハビリなど) も嫌がり家でテレビを見ていることがほとんどで義母が一人で 抱え込んでいる部分もあったので何かもう少し周りがサポートできる雰囲気を作らなくてはいけないなと思っています。

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