脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

祖父が脳梗塞になりました

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私の祖父は、現在89歳です。過去に何度も小さな脳梗塞を発症しています。

もともと脳に違う病気があり、アルツハイマー型の認知症も軽度ですがあるため、そのフォローで脳CTをとった時に脳の血管の毛細血管のような細かなところの血流が悪く、その付近が僅かですが梗塞を起こしていました。

薬の副作用や低血圧もあるため、年齢的にも仕方がない部分はあるようですが、もう三回ほど小さな梗塞が見つかっているので、今後さらに大きな梗塞を起こさないかが家族は心配です。

今は病院で毎月フォローしてもらっています。

診察をうけ、採血をして薬をもらい、次回の診察時に前回の採血結果を聞いて薬の調整をしてもらっているそうです。

薬は、血液の凝固を抑えて血流が良くなるようなものだそうです。毎回採血で血の固まりやすさが問題ないか、固まりにくくなっているかを見てもらうことで祖父の身体の中をコントロールしてもらっています。

祖父は持病にパーキンソン病があります

そのせいで、なかなか思うように歩けません。手も震えてしまうので思うように食事を摂ることができません。これに加え、脳梗塞も発症したため、手足の機能が脳梗塞によって充分に使えないのか、パーキンソン病によるものなのか、家族にも判断が難しいところがあります。リハビリにも通っていましたが今はより進行してしまいほぼ寝たきりとなってしまっているので現在はリハビリは介入していません。両手の左右差はそこまで私には感じられませんが、やはり梗塞は脳の右の部分だったため左手、左足のほうがより動きにくいように見受けられます。

小さな脳梗塞は気づきにくい

大きな脳梗塞なら、本人でも気づく自覚症状があると思いますし、倒れたりして見た目にも分かりやすいかと思います。しかし、祖父の場合、小さな梗塞であるため、本人も気づかない間に脳の毛細血管が詰まり、その周囲の脳の組織が壊死してしまうようです。
低血圧で脳の血流が悪いことも影響があるようです。よく失神をするのですが、それは低血圧からくるものだそうです。

脳梗塞の再発防止に水分をできるだけ採る

家族としてできることは、祖父を見守り異変になるべく早く気づくことだと思っています。また、なるべく水分を多くとってもらうように気をつけています。特に夜間はトイレの回数を気にしてあまり取りたがらないのですが、オムツをしているので問題ないと伝えて摂取してもらっています。オムツで排尿や排便をすることを嫌うのでなかなか困りますが。

また暑くなると脱水になるため、エアコンをつけて水分摂取も施したりと色々行っています。祖父は以前は全然水分を摂らない人だったので、発症してからはよく摂るようにしてもらいましたが、おかげでここ四年程は変化なく過ごしてもらっています。

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