脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

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脳梗塞体験談集

まだ若い父が脳梗塞で倒れた!

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我が家の父が脳梗塞になったのは56歳の時

ある朝私が仕事へ出かける準備をしている時、具合が悪そうな顔をした父が「なぜか立てない」と苦しそうに話していました。

当時の私は父があまり好きではなく、どちらかというと「無関心」を貫いていたので、病院へいけば?とだけ告げ仕事へ出かけました。

当時の勤務先が繁盛期だったため、頭は仕事のことで一杯。職場へ着くと父の事なんか忘れ夜まで仕事にはげんでいました。

就業時間が過ぎた後も明日の準備のため残業していたのですが、父の姉と祖母が私の職場に訪ねてきて、父が脳梗塞で倒れたと知らせてきたのです。

脳梗塞?言葉だけは知っていましたが、脳関係の病気だとは知っていましたが、具体的な症状は全く知らず、すぐにでも病院へ行くように促されましたが「仕事があるから明日行く」と叔母や職場には告げ、その日は父の所へ行く事はありませんでした。

翌日病院へ行ってみると、父の弟や叔母まで来てくれており、父はこん睡状態

主治医から父の現状を説明され、脳の画像を見せられましたがいまいち実感も沸かず、結局父が目覚めたのは翌日で、全く言葉が出ない、体も動かせない父を目の当たりにして、ようやく事の重大さを実感しました。

父は結局その日から救急病院へ入院1ヶ月、リハビリ専門病院へ2ヶ月入院した後ようやく退院することができました。

父はあの朝大切な仕事があったようで、母に連れられ職場へ行こうとして結局救急車で病院に担ぎ込まれたのですが、脳梗塞を発症した後早く病院へいかなかったせいで、結局左半身不随状態になり、かろうじて歩けはするものの、うでは全く使えない状況です。

父が脳梗塞を発症しそろそろ15年になります

年齢的にも体も少しづつ衰えてきており、3ヶ月前に急性胃腸炎と肺炎の合併症で入院し、今月ようやく退院できましたが、2週間以上寝たきりだったせいか、ようやくリハビリで歩けるようにはなりましたが、本調子に戻れるまではもう少々時間がかかりそうです。

当時の私は親が50代で大病を患うなんて思ってもいませんでしたが、父が病気をし経済的にも苦しくなった現在、、健康はお金では買えないかけがえのないものだったなと、今ではつくづく思います。

我が家は元々脳疾患が多い家系で、父が脳梗塞発症後、祖母も脳梗塞になり寝たきりになったりと、脳関係の病気にかかりやすいので、私も注意しないと危険だと中年になった今、塩分控えめな生活を心がけています。

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