いつも元気で明るい母が脳梗塞を患ったのは、2015年の9月でした。
朝起きるとき立ち上がることが出来ないというので、弟が抱きかかえて起こしていました。
足に蜂蜜の瓶が落ちケガをしていたので、そのせいで歩くこともままならないのだろうと深く考えていませんでした。
脳梗塞の疑いがあるとのことで脳外科で検査を受ける
しばらくして足が腫れ浮腫んできたので、かかりつけの内科で診察してもらったのですが、母の受け答えがおかしいと感じたのでしょうか?
主治医の先生から(脳梗塞の疑いがあるから紹介状を書きますと言われ、脳外科でCTスキヤンとMRIを受けたところ(軽い脳梗塞)と診断されました。
驚いたのは、もう一つ脳梗塞になったあとがあると言われたことです。いつなったのか本人も私達家族も気づかず、、身体に麻痺はあるものの幸い言語障害が無かったのが救いです。会話をしてると固有名詞が出てこないことも多々ありますが。
2日後に入院し足のケガの治療と平行しながらリハビリ開始
野菜と果物の名前を10種類ずつと計算問題とぬりえ。脳のトレーニングですね。
初めての入院生活ですので心細くなってないかな?とお見舞いに行くと同じ病室の患者さん達と和気あいあいとしてました。
母曰わく(奥さんのシャツ素敵。肌つるつるでうらやましい)と言われたんだとか。
そして1ヶ月たったころリハビリ専門施設に転院
1日3回の起立運動と歩行器を使って歩行訓練。起立は椅子に座って先生のかけ声に合わせて行います。休憩しながら30分程ですが、母曰わく(足が筋肉痛になるわ)歩行器は、少し大きくて慣れるまでよろけたりするので難しかったそうです。
食事も栄養のバランス抜群。ある日の三色丼を見たら海苔の変わりに高菜でした。食が細い母が完食したのが嬉しく思いました。
食べることは生きて行く上で大事なことですから。病室は大部屋で、ベッドは転倒防止のサクがしてあり、ポータブルトイレとお風呂も完備。まぁお風呂に週3回しか入れないことが唯一の不満だったそうです。
3ヶ月の入院生活を経て退院した今は、月1回通院
血圧は薬で安定してますが、先月の検査で脳の萎縮が見つかり、、母は理解してないのか先生の話しをキョトンとした表情で聞いていました。
治療も入院も必要ないとのことですが、軽い運動と計算問題を無理のない範囲ですることを勧められて継続してます。弟が計算問題集を作って母が解いて私が答え合わせをする。今のところ間違いなしです。
運動ですが、歩行器を使って部屋中往復してます。先生の話しでは、しりとりとじゃんけんも脳トレに効果あるそうです。脳梗塞という大病を経験した母。これからも元気でいてほしいですね。