脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

食生活が原因で椎骨動脈解離による小脳の脳梗塞

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主人は風邪なんてめったに引かず、健康だけが取り柄でした。職業も肉体労働でした。

仕事柄なのか、お酒も大好き、食べることでストレスを発散させるほど大好きでした。

ある日突然
仕事からグッタリして帰ってくると

「しんどすぎて吐いた。頭が痛い」と言い、その日はお粥だけ食べて市販の薬を飲んで寝ていました。次の日も休めないから…と朝早くから仕事に行きましたが、夕方早めに帰宅しました。

風邪やインフルエンザが流行っていた時期だったこともあり、主人もどこからか風邪もらってきたのかな?と思いつつ…頭が痛くて吐くのはおかしいかな?とふと考えつきました。

大袈裟かもしれないけど…と検査ができる夜間の総合病院へ行きました。

初めは内科での診察

内科の医師から「疲れいるんですかね。念のために」と撮ってもらったCTを見ると…

「脳梗塞の可能性があります」と言われました。そのまますぐ脳神経外科へ回されました。

横で看護婦さんが「歩けますか?車イス持ってきましょうか?痺れはでていませんか?」と慌ててました。

主人は全然歩けるから大丈夫ですと困ったように笑っていました。主人も私も実感が沸かなかったのか「まさか~!」と内心思っていたのです。

主人の検査中、ソワソワしながら待ちました。しばらくして、医師に呼ばれました。検査結果を聞くと「椎骨動脈解離による小脳の脳梗塞です」と言われ…頭が真っ白になりました。

油もの、濃い味付けの食べ物が大好きで、お酒も毎日たくさん飲んでいました。それが積もり積もって血液がドロドロの状態で、高血圧になっていたそうです。

またその状態で、首を傾げたり、ポキッと音を鳴らしたりすることで引き起こった脳梗塞だと聞きました。

いつから脳梗塞を起こしていたのか聞くと、やはり、前日の吐いた頃から脳梗塞を起こしていたようです。

脳梗塞と言えば、頭が痛くて耐えれない!とか突然倒れるイメージでした。しかし、主人の場合は「頭が痛くても耐えれる痛さ」だったそうです。

手術などはせず、入院は10日程度

血管が元に戻るまで、血液をサラサラにするお薬を飲んでいます。

もちろん、食生活の改善も促されました。
あんなに大好きだったお酒、食べることに対して制限されるため、少し可哀想ですが、健康第一と考えているようです。

麻痺もなく、日常生活に差し支える事もなく、今は元気に働いています。

もしもあの時…
大袈裟だからと病院に行かないままで、市販の薬で凌いでいたら…取り返しのつかないことになっていたかもしれません。やはり、早期発見が大事と痛感しました。

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