脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

83歳祖母の脳梗塞そして後遺症

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私の家族で、1人だけ脳梗塞になった事があります。それは祖母です。

お酒を飲む事が好きて、会いに行くたびにビールを必ず飲んでいました。83歳には見えないほど元気で、美容室にいったり、装飾品は宝石など、とてもお洒落でした。

毎週遊びに行ってたので、いつも通り家に行くとインターフォンに反応がない。しかも家の鍵があいている。家の電気はついている。

何かおかしいと思い家の中へ入ると、ソファーの横で倒れている祖母を見つけました

すぐに救急車をよび、病院へ。
あと少し遅かったら亡くなっていたと言われました。
その後状態は安定。ですが、呼ばれる母と父。正直この時に何かあるなと察しました。

そして私たちに先生から告げられたのは、後遺症の話でした

右半身付随、手も足も動かせない。話すこともできない。ただ、まだ元気でいられるとのことでした。

そこから毎週ではなく、毎日誰かが顔を見に行くことが決まりました。最初は表情も固く話してる内容もあまり伝わってないんだろうなという印象でした。

でも看病していくうちに、なんとなく笑っているのが分かるような顔をするのです。
昔から、知らない人におばあちゃんと呼ばれることが嫌いで、看護師さんにおばあちゃんと言われると少し嫌そうな顔をするんです。

手を触ってあげると頑張って握り返そうとしてくれる。力をいれようとしてくれる。その思いが伝わるのが嬉しくて、何度もおばあちゃん来たよー!元気に振る舞いました。

病院から退院し、ケア病棟のようなところに移動になりました

正直この時点で、おばあちゃんはもう治らないと察し、待合室ではよく泣きました。

それでも看病は絶対にやめません。時々病院から体調が悪化したなんて電話がくることがありました。そんな時は何があっても必ずみんなで病院へ行きます。しかし、ある日また体調が悪い。今回は末期かもしれないと連絡がきました。なぜかその時は私たち子どもは呼ばれず大人だけで病院へ行くことに。そして、そのまま亡くなっていきました。

でも体調が悪くなったと言われていましたが特別、苦しんだりしなかったそうで、安らかに亡くなっていったと話を聞きました。

脳梗塞は発見の速さでその後の後遺症に関わってきます。家族の方は必ず様子を伺っておきましょう。脳梗塞で倒れた時に、誰が1番に発見出来るのか、家族で相談した方が安心です。

特に60代を過ぎると、脳梗塞の危険性は大きくなります。子ども達は親の健康のために沢山力を尽くしてあげましょう。

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