私の父親は、心房細動を患っておりました。
心房細動だと脳梗塞を発症する可能性が非常に高いです。
さかのぼってすべての原因を考えていきたいと思います。
脳梗塞を引き起こすまでに様々な疾患があり、最終的に脳梗塞になりました。
さかのぼって原因を探ると高血圧を放置していたことが非常にまずかったですね。
このような疾患を患っていき、最終的に脳梗塞を発症してしまいました。
高血圧になった原因
高血圧につきましては、私の父親の場合、完全に生活習慣です。
20歳から30代前半まで煙草を吸っており、1日2箱吸っていたようです。血圧は、30代前半ごろから高かったようです。高血圧と診断されてから煙草は辞めました。
お酒は毎日飲んでおりました。体系も少しメタボな体系です。
食生活は揚げ物などが好きで、外へ飲みに行くのことも多く、完全に生活習慣病が原因です。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因で、高血圧、飲酒、太り気味、暴飲暴食、喫煙、とかなりの要因が当てはまっていました。
こちらに無呼吸症候群の原因や引き起こしやすい特徴など詳しく掲載されております。
https://659naoso.com/sas/danger
昔からいびきがひどく、よく息が止まっておりました。かなりの間放置していたようです。自覚がない事が多いようですし、家族もいびきが止まって、しばらくして息を吹き返したほうに呼吸が荒くなっているのをそんな問題のある症状だとは思いませんでした。その結果、かなりの年数放置していたことになります。
病院で検査をし、無呼吸症候群と診断されてからは、睡眠時は機械を装着して寝ております。そうすると症状が出ないようです。
心房細動の原因
その原因は、高血圧がずっと続いていた事と、睡眠時無呼吸症候群だったことが、心房細動を引き起こした原因だということが分かりました。
高血圧だと心房細動になる可能性が高く、睡眠時無呼吸症候群でもその可能性が高いのです。
その両方があったため、心房細動になる可能性がとても高かったと言えます。
1度目の脳梗塞の原因
1度目の脳梗塞は、心房細動を患いながらも薬を飲んでいなかったのです。
病院に通ってはおりましたが、脳梗塞の予防にワーファリンを飲むよう勧められていましたが、断っていたようです。
食事療法をしているからワーファリンは飲まないなどと病院で言っていたようです。
しかし、実際には、食事療法なんてとても言えない、ただ身体に良いとテレビで言っていたものをメモしては取り入れていました。新しい身体に良いものを紹介さるたびに取り入れては辞めを繰り返しているわけです。そのくせ、脂っこいものは普通に食べ、お酒は毎日飲み、甘いものも食べるという状態です。
脳梗塞が発症するまでの出来事を振り返る
町内会の役をやっていて、外回りで、暑い中歩いて何件も回っていたようです。水分補給もあまりしていなかったようです。
そして次の日の朝、しゃべってる内容が明らかに変で、そのまま病院へ行こうと急いで行きました。そして脳梗塞との診断で、そのまま入院になったのです。
日々の食生活と、脱水が大きな原因だと思います。
そして医者の勧められた薬をしっかりと飲んでおくべきでした。
2度目の脳梗塞の原因
脳梗塞を発症したことでさすがにそれ以来ワーファリンを飲むことになりました。
3年ほど経ち気が緩んでいたところに再発してしまいました。
食生活については、以前と変わらず、テレビで良いというものを食べようというスタイル。根本的な高血圧、心房細動、脳梗塞のことを知り、それに対する食事ということではなく、あまり考えず、テレビで良いといえばすぐ買い取り入れるというスタイルで、こちらからあれこれ言ってもダメで、父親は自分の考えを重視するタイプなんです。
仕事が忙しかったり、母親もめんどくさがりなので、料理が面倒で、スーパーに行って、夕食は割引の時間帯を狙って半額の弁当、総菜などをよく買ってきておりました。
私自身も最初は野菜中心にしてもらうために本を買って料理を作ってあげようと思っておりましたが、数回作ってもう作らなくなってしまいました。健康を考えて作ってあげても、お酒は毎日飲むし、お菓子は食べるし、母親はまた懲りずに、半額弁当、半額総菜を買ってきますし、せっかくの好意を台無しにされたのががっかりで、作ってあげるのを辞めてしまっておりました。現在は、料理をたのしみながら無理せずバランス良い食事を作っております。
脳梗塞が軽度で済み、言葉がおかしいのもすぐに元通りに普通に会話できるようになり、とくにリハビリもすることなく後遺症もなかったことで、本人も家族も、あんまり病気について調べもせず、日が経つにつれて食生活も元通りになってしまいました。
再発するまでの行動を振り返りますと原因が見えてきます
仕事でトラブルが続き、イライラしていたようです。お酒の量も増えていました。
そして、休日になり、家族で宿泊できる温泉施設に行って1泊しました。
揚げ物をたくさん食べ、お酒を飲み、温泉に1日に何度も入っていました。
片道1時間30分ほどを運転してました。
水分もあんまりとっていなかったようです。
夕方に帰宅し、夕食になりビールを1缶飲んで、少し経って、様子がおかしくなりました。
寒い寒いと言うのです。みるみる顔の色が白くなってきました。言葉はしっかりとしていましたが、めまいがすると言っておりました。
これはまずいと、救急車を呼びました。
救急車が来て搬送される時、意識がなくなっておりました。
脳梗塞が再発してしまいました。今回は衝撃的で、覚悟もしていました。
血栓によって脳幹への血流が途絶えてしまっていて命が危険で助かっても植物状態になる可能性が高いと説明を受けましたが、運よく、血栓が動いて、重要な脳幹への血流が復活し、幸いそのようなことがなく済みました。しかし後遺症が残ってしまいました。記憶障害と同名半盲という視野が狭くなる障害が残ってしまいました。
様々な要因が重なったわけですが、ビールによる脱水状態が引き金になったようです。
まとめ
私の父親の脳梗塞の原因を探ってみますと、ストレスが続いたこと、食生活、水分不足が大きく関係していると分かりました。
ストレスが続いた時は、暴飲暴食をすることがあるので、気を付ける必要があります。
お酒を飲むと利尿作用により脱水状態になりますので、血がどろどろになってしまいます。
夏場は特に気を付けなければいけません。
ビールは利尿作用がとても強いので、脱水状態になり水分不足になってしまいます。
日々の食生活を気を付けていたにも関わらず、畑仕事で水分不足になり、それがきっかけで脳梗塞を発症した方もいらっしゃいます。
水分不足を甘く見ないようにしましょう。
この記事を書いた人
サイト管理人 高橋
父親の再発防止に取り組んでおります。父親の再発防止に取り組むことで、最近は自分の健康も見直していており、とても調子が良いです。
父親が脳梗塞を発症したことをきっかけに、健康・病気に関する本を多数読み、日々の生活習慣がここまで大きく影響するのに衝撃を受けました。またネットで誤った情報もよくある事も分かりました。信頼のおける書籍を何冊も読み、実際の体験も参考に真実と正しい情報の提供を心がけています。