脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞の再発予防

脳梗塞再発防止のための食事を実践中

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脳梗塞の予防食事

調味料を健康効果の高い良いものに代え、塩分について詳しく知ることで、味気ない食事をしなくても済むと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

毎日の食事を脳梗塞の再発防止のために考えるのはとても大変です。重要ポイントだけしっかりと抑え、あとは出来る範囲で取り入れていきましょう。

お互いに楽にできる食生活の見直しをしていきましょう

 

病院でいただいた再発防止にこのような気を付けるポイントが書かれておりました。

  • 塩分1日6g以下にしましょう
  • 甘いものを控えましょう
  • 揚げ物など脂っこいものを控えましょう

というようなことが書いてありました。

塩分の摂取量の目安を病院で言われるのですが、それを実践するのはとても難しいです。

料理にどれくらい使ったのかとか、加工食品にどれくらい使っているのかとか考えてるととても大変です。

だいたい実践している人ってどのくらいいるのでしょうか?かなり少ないと思います。

 

塩分ばかり気にして他の事はあまり気にしない

私の父親の実体験から思ったのですが、塩分ばかり気にして、他のことをあんまり気にしないので困っていました。

しょっぱいかどうかという感覚で考えていて、妙に塩分ばかり気にします。

舌の感覚だけでなんとなくしょっぱいと感じたら、「これはいかん!」となるのです。

そのくせ、お菓子は食べるしマヨネーズはよく使うし。といった感じでした。

塩分が多くても砂糖を入れると塩気が感じにくくなりますし、加工食品では塩分を感じにくくさせるような化学調味料もあります。

塩分ばかり気にしていると、甘いもの、辛いもの、脂っこいものなど、別で刺激のある食べ物に走ることがあります。

それと中高年で理解力や記憶力が悪くなっていると、塩分の他に気を付けることが覚えていられないという風にもなることもあります。

減塩にばかりを気にして料理を作る際、減塩する代わりに砂糖を多く使って料理する方が実際、私の身近でいらっしゃいます。砂糖を控えなければいけません。

減塩は出来る方は実践していただければと思いますが、実際問題かなり難しいです。

私の父親は以前はかなり気にしていましたが、現在は塩分は控えめにはしていますが、そこまで意識していないです。

塩分を気にしてかなり薄味の料理を作っている方もいらっしゃると思います。

しかし、調べていくとそこまで塩分を気にしなくても良い方法があります!

 

塩分を気にしなくても良い方法

その答えは、質のいい塩分を使うということです。

具体的には良い塩、良い醤油、良い味噌を使うということです。

良い塩、良い醤油、良い味噌は、塩分をあまり気にしなくても高血圧を心配する必要がありません。

さらに油も良い油を使います。砂糖も良い砂糖を使うようにします。

 

塩分を控え、塩分の質を良くする

食塩をミネラル豊富な良い塩に変える

塩分は、控えめにはしていますが、1日何グラムとかは気にしておりません。塩分は控えめにして、ミネラルの入った塩やミネラル豊富な天然塩にしています。

いろいろ調べたのですが、塩の質に大きく左右されるようです。

精製塩が非常に安くて良く使われるのですが、ミネラルがほとんど無いため、高血圧に良くないのです。

自然塩はミネラルバランスがとても良く、なんと血圧を調整するはたらきがあるのです。

精製塩でなければ、そこまで気にする必要も無さそうだと個人的に判断しました。

こちらのページで塩の健康について詳しく解説されています。
https://yoshiya-hasegawa.com/blog/pinpin-korori/correct-knowledge-of-saline-intake-per-day/

塩の健康効果はこちらのページで詳しく解説しています。
>> 塩の健康効果はすごい!減塩で塩不足が蔓延している日本

 

塩の選び方はこちらのページで詳しく解説しています。
>> ミネラル豊富な良い塩の選び方を実際の商品で解説

 

醤油は身体に良い

醤油は料理にとても多く使います。

醤油は「しょっぱい」というだけで控えようという方が多いと思うのですが、良い醤油に変えてみてはいかがでしょうか?

大豆、小麦をこうじ菌によって発酵させた醤油にはアミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素など300種類以上もの成分になります。

なんと、醤油は血圧を下げる効果もあるそうです。そして、醤油は思っているよりも塩分が少ないのです。
参考:https://allabout.co.jp/gm/gc/298542/

 

醤油の詳しい健康効果と選び方はこちらのページで解説しています。
>> 醤油の健康効果と醤油の選び方を実際の商品で解説

 

味噌は血圧の上昇を抑え健康に良い

味噌は栄養価がとても高く健康にとても良いです。

発酵によって大豆よりもさらに栄養価が高くなっているそうです。必須アミノ酸がすべて含まれていて、ビタミン、ミネラルも豊富、脂肪酸も含まれていています。食物繊維も含まれています。

栄養価が高いだけでなく酵素による分解で消化吸収されやすくなっているそうです。

さらに味噌が血圧の上昇を抑え脳卒中や心筋梗塞などの予防に役立つことが広島大学の研究で明らかになりました。

熟成された味噌ではさらに健康効果が高くなります。

 

味噌の健康効果について詳しくはこちらで紹介しています。
>> 味噌の健康効果とは【様々な病気の予防効果】

味噌の選び方はこちらで紹介しています。
>> 健康効果の高い味噌の選び方【実際の商品で解説】

 

出来るだけ加工食品は控える

加工食品はどんな塩、油、糖類を使っているのか分からないですし、良い塩を使っているとはとても思えません。

それに防腐剤、味を良くするもの、色を良くするもの、製造工程を楽にするものなどの化学調味料や添加物が使われています。

添加物は非常に多く開発されて多用しています。

そのおかげで、安くて美味しい加工食品が手軽に買えるようになっていて生活を助けているという事実もあります。

ですが、健康のためにはあまり多く利用しないほうが良いのです。

 

胡椒は身体に良い

胡椒は良く料理に使いますよね。

健康維持、脳梗塞予防として胡椒はそんなに良い胡椒を選ぶ必要もないとは思いますが、出来れば美味しい胡椒を使いたいものです。

胡椒は漢方、生薬に使われていたほどで、胡椒はカリウムが含まれており、余分な塩分を排出してくれますので、高血圧改善に期待できます。

またピペリンという成分が抗酸化作用、血行促進作用があります。

胡椒は挽きたてが香りが良く、その後酸化して香りが少なくなるということですので、ミルを使うようにしたいです。まずは今ある胡椒が無くなってから。

胡椒の香りが好きな方はぜひ。

 

塩コショウについて

塩と胡椒を同時に使うことが多いので、塩と胡椒を混ぜ合わせた塩コショウが調味料として売られています。

塩と胡椒以外にいろいろ混ぜている場合があります。

塩と胡椒自体、防腐作用があるので、防腐剤などは入っていませんが、味を良くし使いやすくするためにいろいろ混ぜてあります。でん粉、砂糖、アミノ酸など。

塩コショウはどんな塩なのかが詳しく記載されておらず、分かりませんので、私は以前は使っていましたが、今は使ってないです。

塩と胡椒を分けて容器に入れて、それぞれ振りかけるようにしています。

 

減塩商品は添加物が多い

減塩志向が高くなり、減塩商品がいろいろ売られています。

「減塩味噌」、「減塩醤油」なんてのが売られています。このへんはまったくスルーしております。

減塩のものは添加物が多いのです。足りない分を化学調味料などで味を作り出していますが、あまり美味しくないと思います。

なので逆に減塩ではないものを買うようにしており、健康効果の高いものを選ぶようにしております。

 

揚げ物を控える・質を良くする

悪い油を控える

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は有名ですね。WHO(世界保健機関)が摂取量を減らすように勧告しております。

日本をはじめ、世界各国で使用料を制限され、それに伴って、日本のメーカーもトランス脂肪酸を減らすよう努力をし年々減っています。

マーガリンなどに多く含まれておりましたが、現在は少量になっております。

それとショートニングですね。ショートニングはサクサク感を出すために広く使われております。揚げ物や洋菓子など。

 

酸化した油

空気に触れたり熱を加えると油は酸化するわけですが、酸化しやすい油と酸化しにくい油があります。

市販の揚げ物はやはり長時間にわたり空気に触れ、何度も何度も過熱するので、控えたほうが良いと思います。

 

料理に使う油

出来合いのお惣菜の唐揚げや天ぷらなどの揚げ物は油が劣化していますから出来るだけ避けるべきです。

劣化した油は身体に良くありません。長時間ずっと同じ揚げ油を使用していますから。

熱に強いのは、米油、ごま油です。

料理や揚げ物には米油を使っております。いろいろ調べましたが、やはり料理には米油が一番良いという結論になりました。

こめ油

栄養価も高く、熱に強い米油を詳しく解説したこちらのページが参考になります。
https://www.tsuno.jp/enjoy/secret

米油は旨みもありますし、身体にも良く料理と相性が良いです。

サラダ油は非常に安いのですが使わないことにしました。米油は業務用スーパーで買うとかなり安いですよ!

 

良い油をとる

良い油とは、オメガ3脂肪酸の油です。アマニ油、エゴマ油、青魚の油などです。

オメガ3脂肪酸の油が現代人は不足しておりますので、積極的に採りたいのですが、オメガ6脂肪酸の油も必要ですが、こちらは意識しなくても十分摂れていて逆に摂りすぎているそうです。

良い油といっても摂り過ぎは良くないので、少量を継続的に採るようにするとよいです

厚生労働省では、オメガ3脂肪酸を一日に1.6~2.4g摂取するよう推奨しています。

 

我が家は魚とアマニ油

私の家ではアマニ油をサラダなどなどにかけております。それと、青魚を食べるようにしております。

父親はサバが好きですし、塩焼きはとても楽ですので、料理も楽で、身体にも良いということでとても重宝しています。そして安い!

冷凍のノルフェー産の塩サバを買ってきております。脂がのっていてとても美味しく家族みんな大好きです。いつでも食べれるように6枚ぐらい買って冷凍庫にストックしております。冷凍ですので、欲しい時に解凍して塩抜きして食べます。

秋は秋刀魚ですね!塩焼きですね。秋刀魚は秋になるとどこでも売っておりますので、よく食べます。秋刀魚も両親は大好きです。

刺身やお寿司はアジやいわしなどを入れております。寿司は両親が大好きなので、週に1度ぐらいお寿司にしているのですが、スシローかくら寿司にしております。好きな寿司を選らべるのでとても良いです。

 

野菜サラダ

サラダにはノンオイルのドレッシングをかけ、アマニ油、オリーブオイルをかけたりします。

最近はオリーブオイルで作った自家製のドレッシングも使っております。

 

市販のドレッシングは植物油がたっぷり

ある時、父親が散歩の帰りにドレッシングを買ってきました。「これ、全国人気No1のドレッシングだって!」と得意げに言ってきました。

見てみると、植物油たっぷりの「サラダの旨だれ」というやつで、「ごまとニンニクの旨みがサラダを美味しくします。」と書いてありました。

確かにとても美味しいですが。せっかくこちらで考えて用意てるのですが。苦笑いするしかありませんでしたね。

いちお、その日のサラダはそれを使いました。「父親は美味しいな!」と、私は「美味しい!植物油たっぷりで身体には良くないけどね。」と、さりげなく言っておきました。

それから、その「サラダの旨だれ」は捨てたりはせず、美味しく家族でいただきましたが、もう出来るだけ買わないように頼んだわけではありませんが、買ってこなくなりましたね。

まあまた買ってきたら、美味しくいただくでしょう。

私が自家製で考えてドレッシングを作っていて、確かにちょっと物足りなかったり、お酢が多すぎて、ちょっと味が変だったりとしたので、見直し、旨だれを参考にし、ゴマも入れることにしたりして。

自家製ドレッシングも美味しくなってきました。しかもオリーブオイルを使っているので、余計なものが入っていませんので身体にとっても良いのです。

 

砂糖

砂糖は出来るだけ控えたほうが良いのですが、父親は甘いものが好きです。

フルーツを用意しておいております。柿、みかん、バナナですね。そのおかげで菓子パンやお菓子をあまり食べなくなりましたし、母親も甘いのが大好きなのですが、あまり買ってこなくなりました。

料理で使う砂糖

私の家ではきび砂糖を使っておりますが、出来ればそれも少なめで使うようにしています。

魚の煮つけなどレシピ通りに作るとけっこう甘い場合が多いですし、甘みがあっさりしていたほうが美味しいと思えるようになってきました。私も家族も。

黒砂糖はミネラルが豊富でとても栄養価が高いのですが、黒砂糖の味が濃く色も濃いので料理には少々使いずらいので、きび砂糖がちょうど良いと思って使っております。

おやつなど作られる方は黒砂糖を使うと良いですね。

白砂糖を使わないレシピがけっこうネットであります。

黒砂糖以外にも、オリゴ糖、蜂蜜、羅漢果など身体に優しい甘味料を使っておやつを作るのは良いですね。

楽しくできる範囲で私もたまには作ってみようと思っております。

砂糖の依存性

砂糖って依存性と中毒性がありますよね。本当に実感しております。
タバコやお酒とそっくりです。

中高年って本当に甘いもの好きな人多いですよね。私の周りは本当に多いです。女性のほうが多いです。私の父親も甘いもの好きですが、母親のほうがより好きです。

甘いものはお土産にいただくことが非常に多いのですので、普段は控えるようにしてもらいたいものです。お土産はありがたく頂いております。

少なくするに越したことはないのですが、なかなか出来ない方も多いと思いますし、私の父親もなかなか出来なかったですし、あまり控えても反動で見えないところで食べてしまいますし。甘いものの質を変えると良いと思います。

洋菓子よりも和菓子。和菓子でも餡子をたっぷり使ったもので、甘味が優しいものを選ぶと良いと思います。

フルーツは良いです。甘すぎないフルーツが良いですね。私の住んでいるところは、幸いフルーツが非常に安い八百屋さんがありますのでとても重宝しております。

柿の時期は柿をよく食べます。冬はみかんをよく食べます。結果的にお菓子などの甘いものを控えることができております。夏はスイカですね。バナナも食べますが、あまり熟していると甘すぎますので熟してないほどよい甘さのものがいいと思います。

旬のフルーツを食べるのが安くて身体にも良くておすすめです。

 

まとめ

油の質を良くする

料理に使う油を米油にする。

塩分の質を良くする

激安のミネラルの入っていない塩は避ける

醤油、味噌は健康に良い。多少塩分を感じても大丈夫。

甘いものを控える

甘いものを控える。洋菓子よりも和菓子。和菓子よりもフルーツ。

スーパーの和菓子、洋菓子よりも、手作りの和菓子屋さん、洋菓子屋さん

甘みの強いものはダメ。脳のスイッチが入ってどんどん甘いものが欲しくなります。

加工食品は控える

添加物を多く使っていたり質の悪い油などを使っていることが多いです。大量生産ではどうしても油の質が悪くなったり、日持ちさせるために添加物を多く使ったりしてしまうようです。

 

この記事を書いた人

サイト管理人 高橋

父親の再発防止に取り組んでおります。父親の再発防止に取り組むことで、最近は自分の健康も見直していており、とても調子が良いです。

父親が脳梗塞を発症したことをきっかけに、健康・病気に関する本を多数読み、日々の生活習慣がここまで大きく影響するのに衝撃を受けました。またネットで誤った情報もよくある事も分かりました。信頼のおける書籍を何冊も読み、実際の体験も参考に真実と正しい情報の提供を心がけています。

 

 

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