脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

父が脳梗塞で右半身不随になりました

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私の父は現在61歳です。脳梗塞になったのは10年も前の事です。

普段から血圧が高く、その頃はお酒も飲みたばこも吸っていて食べる物も好きなものばかり、祖母や母にも私や妹にも何か一つでもいいからやめてほしいと言われていた矢先の事でした。

仕事に行くはずの父が2階の寝室からなかなか起きてこない

その日は平日でしたが、たまたま私が仕事が休みで仕事に行くはずの父が2階の寝室からなかなか起きてこないので、一階から上がる階段の下から呼んだのですが、返事がありません。

もう遅刻する時間なのにとしょうがないので2階の父の部屋に入ってみると、パジャマ姿で壁に寄り掛かり座る父の姿がありました。

気分でも悪くてヘタり込んでいるのかなと思ったのですが、父は下を向いたまま何か言っているようでした。

「何言ってるの?」といってもはっきり何を言っているかわからず、近づいてよく聞いてみると「ウーウー」と唸っているようで何かを私に伝えようとしています。
ただ事ではないなと感じ、母と祖母を呼びました。

母も祖母も父が大変なことになっているとわかったようで、必死に呼びかけますが唸るだけです。

救急車を呼ぶ

腕をもって引き上げるようにしても力が入っていないため、直感的に横向きにしてはいけない気がしたので、そのまま私が救急車を呼びました。

電話越しに父の状態を伝え、恐らく10分くらいで救急車に搬送されました。初めに私が発見して救急車を読んだので私がいっしょに乗り込んで付き添いしました。母と祖母はすぐに妹に連絡をとり、搬送先の病院にきました。

もう一度、看護師さんに発見時の状況や前の日に変わったことはないか聞かれました。そして、診断の結果脳梗塞とわかり、これから右半身に麻痺が残るのは絶対だと言われました。

それから瞬く間に手術があり、3か月入院して検査や投薬など治療をして、1か月かけてリハビリしました

今まで使えていた右手が使えない、手のひらをグーに握る事すらできない。

増してや、字なんて書けない。当たり前に出来ていたことができず、自力では歩けない、そんな状況で仕事も辞めなければいけませんでした。

リハビリをやらない父

もう元の体には戻れないという苛立ちと、健康に気を付けていなかった自分への怒りをぶつけた先は私たち家族でした。

特に母と祖母には「お前たちが食事にもっと気を付けていれば!」と理不尽に当たり散らしました。いつしかリハビリもやっても意味がないと投げ出してしまいました。

そんな父を見て私と妹は悲しいよりも、少しでも回復しようと努力せず母と祖母に八つ当たりする父が許せませんでした。
行き場のない怒りがあるのは理解しています、でも何か少しでも良くなるように毎日体を動かすなどの前向きな行動と家族の協力が悪化を防ぐのだと思うのです。

今、私は35歳で家庭があるため実家を出ていますが近くに住んでいるため週に1回は様子を見に行っています。

今後、また発症しないとは言い切れません、その時は右半身麻痺だけでは済まされないと思っていますし、寝たきりも覚悟しなければいけません。

その時、母だけでなく私も支えていけるように新たに知識を身に着けたり、心構えをしておく必要があると思っています。

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