脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

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脳梗塞体験談集

父の脳梗塞体験談リハビリで日常生活を送れるまで回復

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今から3年前にさかのぼりますが、私の父が脳梗塞で自宅の寝室で倒れました。家には私と妹がおり、父の寝室は2階にあったのですが、ばたーんと大きな音がした為、慌てて父の寝室に行くと倒れている父がいた為すぐに119番通報し救急車で近くの病院に緊急搬送されました。

倒れた時に床に頭を強く打っていた為、私も妹も深刻な状態なのではないかとひどく心配しました。

検査の結果、脳梗塞であることがわかり、すぐに手術

左半身に麻痺が残ると言われ、寝ている父を横に母が泣いているのがとても辛く、今でもその時の事を思い出すと涙が出ます。

父は1週間程寝たままで、起きた時には父自体も自分の状況にパニックになっており、話すのも麻痺の関係でうまく話せず泣いていました。

それから理学療法や言語聴覚といったリハビリをスタートしましたが、始めは上手く歩けず、食事も垂れ流し状態でした。

母は仕事もあったので付きっきりで看病は出来ず、私達姉妹も手伝い、家族総出で父を献身的に介護する毎日でした。父もまいっていましたが、私達家族も仕事と日々の介護疲れからかストレスで度々父と喧嘩をする事もありました。

そんな時、知り合いの方で私と同じく父が脳梗塞を患ったという方がいてお話を伺う機会がありました。その方曰く、脳梗塞で家族皆が大変な思いをしたけど、かなり状態が回復して今は元気に過ごしているという事だったので、少しですが、希望のひかりのようなものがみえた気がして、気持ちを新たに頑張ろうと思いました。

それから父はリハビリを懸命にがんばり、見事自分で日常生活を送れるまで回復しました。

今では大好きな釣りにまで行けるようになりました。ただやはり麻痺は一生涯なくならないそうで、父は上手に付き合っていくと言っていました。脳梗塞をする前は、糖尿病にもなっていた為、さすがに脳梗塞で観念したのか以前よりも食事や運動に気を配るようになりました。

脳梗塞の原因の一つに不摂生がありましたので当然といえば当然ですが、母も私達姉妹も父のそんな努力する姿をみて安心しています。

脳梗塞は命を落とすかたもいる恐ろしい病気です

私の父はリハビリに3年かかってやっと日常生活を送れるまでになりました。病院の先生が言うには驚異的な早さなんだそうです。毎日まじめに取り組んだ父の苦労が実って本当に良かったと感じています。もう二度と当時の辛く悲しい思いはしたくないので家族みんなで健康に生活できるよう日々頑張っていきたいと思います。

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