数年前に家族が転移性脳梗塞になりました。もともと、別の病気があって治療中でした。
月に一度病院に通い、病気をみてもらっていたので、薬なども飲みつつ家で療養していました。
普段から、だるさや疲れ、頭痛があったようなので、気を付けるようにしていました。その年の夏にこどもから、手足口病とりんご病をもらってしまい、水分が取れず高熱がでたので緊急入院しました。
脳の検査で転移した脳梗塞を発見
担当医にこどもからの病気からうつったと伝えましたが、こどもがかかるものなので、別の角度からあらゆる検査を同時に行ってもらいました。そのときに、脳の検査で異常を見つけ、詳しく調べてもらうと転移した脳梗塞ということがわかりました。
レーザー治療
まだ、初期の段階で小さかったこともあり、入院中に放射線内科による、レーザー治療をされました。顔の型をとってから数日、先生が治療方法をしっかりと定めて、当日は30分くらいと聞いていましたが、1時間の治療になりました。日帰りコースで本人に痛みはなかった様子です。あらゆる角度からレーザーをあてるのに時間をかけたようでした。レーザー手術は成功で、大きな副作用もなく、経過観察をしながら問題ありませんでした。
一年後に異常なめまいと吐き気で救急車で病院へ
それから、一年くらいたった日のこと、少し頭痛はあったようですが、その数日後の朝方にぐらんぐらんと世の中が回っているかのようにめまいがありました。一人では立てず、病院に電話して、常備した薬を飲んで様子を見ていました。ところが、昼過ぎに異変があり、吐きつづけました。トイレから出られないほどずっと吐きつづけ、ふらっふらになりました。急いで病院の医師と救急車に電話をかけ、病院へいきました。
検査をしてもらうと、同じ場所にまた、脳梗塞が見つかりました
検査の結果、ここの病院にはない機械で、ガンマナイフという、レーザー手術を薦められました。まだ、小さいし今のうちにというので、別の病院に手術を受けることになりました。
小脳の近くの場所にできたので、神経がやられやすいため、専門の院長先生にしてもらうことができました。
手術は成功
2泊3日で前日から入院して当日の朝、頭に装置をつけて(その際に麻酔をかけます。ネジで固定するので頭のこめかみあたりに少し穴をあけるためです。5分くらいで麻酔は切れます)手術は二時間くらいで、好きな音楽を聞きながらひたすら横になっていたとのことで、本人は痛みはありませんでした。しいていうなら、固定した頭の装置を外すのが少し痛かったようです。手術は成功して、手術翌日に退院しました。今は、経過観察中です。同じ場所の手術だったので、脳に浮腫ができているため、ステロイドなどを服用しながら、フラフラや頭痛に対応していますが元気そうです。ステロイドの副作用は、むくむそうです。