祖父が脳梗塞を患い、その後のリハビリで何とか麻痺は残るものの退院して自宅中心の生活が可能となっています。
現在は介護サービス、特にデイサービスに日中通ってくれているので、食事や入浴、そして排泄など生活に関わることもデイである程度済ませてきてくれて家族の負担はそれほど大きくはありません。
それでもいつ再発するかという不安を感じていますので、健康だったときのように安心はできませんし、細やかな気遣いをするようになっています。
脳梗塞は突然やってきました
祖父は以前はとても健康でわずかな畝ですが畑を耕して家庭菜園をしていました。時折よく疲れるようになったと口にすることがあったのですが、それは年齢のためか、または日中動きすぎたのだろうと楽観的に考えていました。
しかし脳梗塞は突然やってきました。というか、本人がいうには夜寝ようとしていると急に手がしびれてすぐに力が入らなくなったのだと言います。これまでに経験のないことを体験したので、あわてて家族を呼んで、そのまま救急車を手配して病院に運ばれたというわけです。
脳梗塞の症状が出だしてからすぐに病院に到着したので、対応も素早くしてもらうことができました。
すぐに検査をして、そのあとは血液が固まらないように投薬が続きました。その結果、大事に至らなかったといえるでしょう。
それでも高齢での脳梗塞の発症は本人が何よりもショックだったことでしょう。
リハビリでは理学療法士の先生がとても熱意をもって接してくれた
そして一通りの治療を終えたあとにやって来るリハビリに耐えるのが苦痛となっているのがよく分かりました。
今どれだけのリハビリができるかがとても重要だということは理解できていても、思いの外自由の効かない体という現実と向き合うと気力が萎えそうになっているのもよく分かりました。
それでも理学療法士の先生がとても熱意をもって接してくれたので、与えられたメニューを妥協なくこなそうと努力していました。
もし当時リハビリが十分でなかったら、自宅での介護はかなりの難しいものになっていたかもしれません。
今はデイサービスに通ってくれることで本人も気晴らしになっているようですし身の回りのことをかなり終えて帰ってきます
おかげで家族としても介護から解放される時間が十分にあり、ひとりの家族として余裕をもって接することができています。
しかしやがてより介護がより必要になってきたとき、家族の介護の力には限界がありますから、どのような対策ができるかについて介護や医療の関係者とも相談しておいた方がいいように感じています。