脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

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脳梗塞体験談集

妹が20代で脳梗塞を発症しました

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去年、妹が脳梗塞を発症しました。

めまいと物が二重に見える複視が主な症状でした。意識消失をきたし、友人と遊びにっていた先の京都の病院に搬送されました。

年齢も20代と若く、脳梗塞ではないだろうと、夜間でもあったので検査をされることもなく、意識も回復したので入院でなく帰宅指示をもらいました

症状は無くなっていなかったのですが、帰宅可能といわれたので車で帰ってきたそうです。

夜中にメールが入って、明日眼科受診しようかなという内容でした。夜間にでも症状が強くなるようならすぐに救急外来に連れて行くよう連絡をしました。それから夜間は連絡がなかったので一安心し、朝仕事に向かいました。

妹と私は同じ職場で、不幸中の幸いなのか、病院勤務だったので、融通が利き休憩中に受診をさせてもらえたそうです。

眼科受診の際にすぐに先生が、「脳神経外科にいって」と脳神経外科の先生に連絡をしてくれました

すでに偏視がでていました。すぐにMRIをとり、微小ながらもしっかりと脳梗塞の診断を受け、緊急入院になりました。

前日発症なので、t-PA療法の適応外でしたので脳保護、血流をよくする点滴加療の開始になりました。入院時には左空間無視や顔面麻痺がありました。
幸いにも脳神経外科の先生たち、看護師さんたちのチーム医療で早期回復も出来ました。
家族も遠方にいましたが、すぐにかけつけました。

若くして脳梗塞を発症した原因を探す

原因になるようなリスクファクターはありません。喫煙歴もなければ、食生活も至って普通。基礎疾患もないので、入院中に循環器、総合内科など、いろんな診療科で原因検索にあたりました。

膠原病というものでもないですが、少し検査データの数値が高いくらいでした。高リン脂質血症という診断にも満たないような数値でした。

点滴加療を継続し、3日ほどで顔面麻痺が少しずつ改善してきました。それから1週間ほどで偏視が改善してきました。

最後まで空間無視は残りましたが、早期のリハビリをして3週目には少しずつ改善してきました。

退院の許可が出て、リハビリは継続になりましたので実家へ療養に戻りました

日常生活には支障はないレベルまで復活していたので、継続的なリハビリで通院したそうです。

原因が不明なままなので、いつ再発するか分からない状況のなか、父、母は毎日そわそわしながら過ごしていたそうです。

現在は職場復帰まで果たせました。家族に、若いのに、脳梗塞なんて・・と思っていましたが、いつどこでどうなるかわからないものです。

若いからといってならないとも限らない、そう家族で痛感しました。どんな症状でもひとつひとつ除外していく必要があると考えます。

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