脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

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脳梗塞体験談集

定年退職後の68歳の父が脳梗塞で左半視無視に!

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私は36歳既婚子持ちの会社員です。

平成29年に父が脳梗塞になりました。年齢は66歳、定年退職後仕事はしていなくて、一人暮らしでした。

手がしびれて病院で検査をすることになった

異変はとにかく車をぶつけ初めて、最初は鈍ってきたのかな?なんて考えていました。
最後に車をぶつけた数日後の夜に電話がかかって来て、手がしびれてタバコもきちんと持てないから病院に連れて行ってくれとの事だったので、慌てて病院に行きました。

夜間診療だったのですが、救急病院だったので、なかなか診察してもらえず、とても心配になったのを覚えています。検査などをして脳梗塞で間違いないだろうとの事でした。

失語症や麻痺などの後遺症はほぼないに等しい状態でしたが、左半視無視の後遺症が残りました

左下が見えてないのか、見えてるけど認識していないのかはわかりませんが日常生活をする上で、ちょこちょこと支障が出てきます。
例えばテーブルの上におかずやみそ汁があったとして、右側のものにばかり手をつけます。
卵を割り入れる時や、納豆などをかける時など、少しだけズレていてこぼしてしまうことがよくあります。普通に歩いていてもつまづいてしまったり、左下の物にはよくぶつかります。

ぱっと見た目は元気なので、それくらいで済んでよかったねとよく声を掛けていただきますが、知らない人からしたら、なんだこの人、人が居るのにまっすぐ突っ込んでくる!!ってなりかねないのでとても心配です。

脳梗塞になってから一人で暮らさせるのは心配

とても健康な人だったので、薬一つ飲まずに、病院へ通ったこともないような人だったので、特に何も心配しては居ませんでしたが、その分、好きな所に出かけたりして元気に生活していたので、それなりに老後を楽しんでいたようですが、田舎に暮らしているので、どこにでも歩道があるわけではなく、歩かせるのも不安です。

運転も怖くてさせられないので自動車も乗せていません。でも、僻地に住んでいるので、自動車に乗れないとなると生活自体にも支障が出ます。

年齢も後遺症の程度も考えると、介護施設などを利用するのは難しく、かといって一人で生活させるのも厳しい状況です。
本人が離婚している事、娘も一人しかいないのですが、嫁に出ているので、このままずっと一緒に生活をしていくのはかなり厳しいです。
意識を改善して行く事で生活への支障はかなり軽減されるとの事でしたが、もともと本人の性格もあり、声掛けをしたところですぐに何とかなるものではなく・・・
今まで、そこまでこちらも生活に気を使っていなかった事もあり、いろいろな仕事が増え、心身共にお互い疲れているような状況です。

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