脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

脳梗塞の再発は「もう大丈夫だろう」と思ったころにやってくる

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私の父は5年ほど前、脳梗塞になりました。

父の場合は突然呂律が回らなくなる症状からでした。
発症する2,3日前に手足に少し痺れはあったようですが、軽かったので気付かなかったようです。

もともと父は高血圧で、会社の健康診断でも要検査でしたが、病院嫌いなのと、面倒くさがりの性格でまったく病院にもいかず、高血圧の薬ものまずです。その上、不規則な仕事でしたので、夜中に帰ってきてビールを飲み寝たり。塩分の高い食べ物も好きです。いつ倒れてもおかしくない状態でした。

突然、呂律がおかしくなり病院へ

ある日の夕方、突然、呂律がおかしくなり、一緒に病院へ行きました。今おもえば、救急車でいけばよかったと思います。

待合室で待っている間に急患。そこから急患の方の処置がおちつくまで待っているあいだ、父の呂律はどんどんひどくなり、最終聞き取れなくなってきてこわかったです。

CTとMRIの検査結果は脳梗塞

やっとよばれ、診察。

診察ではおそらく脳梗塞でしょうと。そしてCTとMRIの結果やはり脳梗塞でした。

普段、高血圧症なので、今までも詰まったりしてた血管のあとがあったようです。
今回、呂律に支障がでる血管が詰まった為に分かったこと。点滴して、入院は2週間ほどでした。

そこからは血圧の薬と、半年に一回の定期検診で通院でした

今回軽く済んだのが良かったのか悪かったのか。

しばらく薬も飲み続けて、呂律も完全ではなかったですがほぼ治り、体調も良くなり、普段通りの生活もできたので、2年ほどしたら、また薬を飲まなくなりました。お酒も変わらず飲むし、脳梗塞になる前の生活に戻ってしまったのです。

病院も行かなくなり、もう大丈夫だろうと本人も思っていたと思います。

そして、また脳梗塞。再発してしまいました。

今度は左半身麻痺になってしまいました。
仕事もしてたので疲れもたまってたのもあると思いますが、夜中のトイレで立ち上がった時に倒れて、救急搬送されました。

幸い意識はあり、手術することはなかったです。
ですが、発症して2年ほどたつ今、なんとか杖では歩けるようにはなりましたが、左腕が麻痺したまま。
足はなんとかリハビリで自分で立って歩いて、階段も上り下りまではいけますが、手はなかなかもとには戻らないようです。

ちゃんと薬のんでれば、もっと軽かったかもしれない。もっと病院行くように家族でうるさく言っていれば。後悔するばかりです。

脳梗塞は一度なると、再度なる確率も高いと聞いてました。しかもなる度に症状はひどくなると。最初の症状が呂律だけですんで奇跡だったのに、もっと脳梗塞の恐ろしさを理解しておけばよかったです。

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