脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞の再発予防

脳梗塞を起こしたのにアルコールを辞められない

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適量のアルコールは脳梗塞の再発防止に効果があるというのは人による

アルコールの適量は20ミリリットルまでというのが平均的な数値です。それ以上になると逆に再発率が高くなるというデータがあります。

しかし、心房細動の場合ですが、細動を誘発しするそうです。とはいっても私の父の場合はアルコールを禁止されることはありませんでした。少しなら構わないという指導が一般的なようです。

1日で見ると血圧を下げる効果があるようですが、長期的にみると高血圧症のリスクが高くなるようです。
しかしながら、総合的に見て少しなら問題はないということですね。20ミリリットルぐらいまでならそんな問題はないということですね。

 

アルコールは利尿作用がありますので、その分水分補給をしっかりしてください

90人程度の脳梗塞患者・その家族の体験談を読んで感じたのは水分不足で脳梗塞を発症する事が多い印象を受けました。

父親の場合はビール350mlのを飲んで数十分後に脳梗塞が再発したのですが、いろんな要因が重なりましたので、アルコールはその一つの要因にすぎないとは思っております。

仕事での大きなトラブルでストレスを抱え、車で1時間30分ほど離れた宿泊できる健康ランドのようなところへ行きお風呂に入って、帰りに車を運転して、あまり水分を飲んでいなかったようです。長時間の運転も心房細動には良くありません。いろいろな事が重なって再発してしまったのですが、はやり水分不足が大きく関係していたと思います。

 

アルコールを飲み過ぎてしまう人

適量では物足りず飲み過ぎてしまう人はどうすれば良いでしょう。対策を考えてみましたので参考にしてください。

対策1  アルコール摂取のリスクを分からせる

過度のアルコール摂取がいかにリスクが高いかを示すデータを見せる。パソコンなどの画面で見せるよりもコピーした紙を見せたほうが良いですね。しかし、難しいことが書いてあって理解出来なかったり、頭に入ってこず、心に響きません。そのままコピーするのではなくて、自分なりに編集して作ってしまうと良いと思います。どこかに国立循環器センターとか入れておけば信憑性もあります。分かりやすく簡単な文章でまとめましょう。

対策2 何度も繰り返しさりげなく注意する

繰り返し聞かされると記憶に強く残ります。言い方は、優しくさりげなくが良いと思います。

「再発するリスクあるからお酒ほどほどにね」とか。
「お酒で再発している人多いからほどほどにね」とか。

毎日でなくても、定期的に言ってみましょう。

対策3 お酒以外の飲み物を飲む

酔っていると気が大きくなりますし判断力が低下します。ついつい飲みすぎてしまいます。そこでノンアルコールを飲ませたり、炭酸飲料を飲ませたりします。美味しいお気に入りの飲み物がお酒以外で出来るといいですね。
私の父親の場合はお茶が好きです。お茶も利尿作用がありますが、少し薄いお茶を飲んでおります。あとは美味しい水です。私が湧き水を汲んできてますので、その美味しい水も飲んでおります。

対策4 家族も飲んでいるところを見せない

食卓で一緒にご飯を食べたりテレビを見ながら家族がお酒を飲んでいると飲みたくなってしまいます。
なんでお酒を飲まないか聞かれたら、「私も脳梗塞になりたくないから控えることにしたよと」か言ってみるのもよいと思います。

 

中高年、高齢者は判断力が鈍くなって適量が守れなくなる

私の父親は脳梗塞で海馬が少し壊死しているのですが、ずいぶん記憶力が復活して、判断力も回復しましたが、さすがに元通りとまではいきません。
さりげなく注意をしております。「心房細動を誘発するから控えめに」というようなことを、本人というよりも母親に言ってますね。
毎日、食事をして、リビングで夜くつろいでいるのは母親と父親ですので。とは言っても父親ももちろんですが、明らかに母親も記憶や判断力が鈍っているのです。なので何度も言わないとだめですね。

最初に脳梗塞を発症したときも控えていたのでが、いつの間にかそこそこ飲むようになっていました。どのくらいかはちょっと分かりませんが、飲むときはだいぶ飲んでいたと思います。控えてるという感じがなくなって、普通に飲んでました。

再発後は、最初はもうお酒は飲まないようなことを言ってましたが。飲みたいとも思わないとも言ってました。それが週に1回ぐらい飲み始めて、週3回になり、今は毎日飲んでおります。あまり飲まないように注意して控えているようですが、350mlのビールだと1缶までにしています。

それと、父親以外の話になりますが、親戚が脳梗塞に1度なってまして、軽く済んでとくに後遺症はなかったようでして、2年ぐらいは分量を計って飲んでいたようです。

親戚は私の父親と違い、心房細動ではなく、首にプラークができてしまい、そこで血栓ができて脳に飛んだようで、症状は軽かったのですが、奥さんが言うには明らかに脳梗塞前と脳梗塞後では行動や言動が少しおかしくなったと言っておりました。

久しぶりに会い一緒にお酒を飲む機会があったのですが、ビールを中ジョッキ2杯、焼酎1杯、紹興酒1杯と、けっこう飲んでいましたので聞いてみたらもう1日のお酒の飲む量はもう計っていないと言っていました。
以前に会った4、5年前と違い、明らかに記憶力が低下し、判断力も低下しているのが分かりました。そのようなこともお酒が増えてしまったのとも関係があると思います。年齢は69歳です。

もともと若いころからお酒がとても好きで毎晩飲んで、よく職場の人とも飲みに行ってたそうです。
そのようなお酒大好きな習慣の人はお酒を辞めるのは難しいと思います。控える方法をいろいろ工夫すると良いと思います。

 

この記事を書いた人

サイト管理人 高橋

父親の再発防止に取り組んでおります。父親の再発防止に取り組むことで、最近は自分の健康も見直していており、とても調子が良いです。

父親が脳梗塞を発症したことをきっかけに、健康・病気に関する本を多数読み、日々の生活習慣がここまで大きく影響するのに衝撃を受けました。またネットで誤った情報もよくある事も分かりました。信頼のおける書籍を何冊も読み、実際の体験も参考に真実と正しい情報の提供を心がけています。

 

 

 

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