それは、なんのまえぶれもなく、突然に起こりました。
いつもの様に目覚めて布団から出てトイレに向かうと真っすぐに歩けない。左側の廊下の壁ずたいにトイレへ行きおしっこをしようと手を動かすが左の指に力がはいらない。
おかしいと思いつつもトイレを終えリビングへ。
ロッキングチェアに腰かけたが、座る場所が前過ぎてバランスを崩して床に転がり、なんか変だと本気で思いました。この時点までまだ一言も発していないがダイニングテーブルにならんだ朝食を食べながら会話をはじめたが、ろれつが回らないのでこの時点でものすごく焦りました。
なにがおこったんだと思い家のなかをウロウロどうしていいかパニックになり特に頭がいたいわけでもない、至って普通なのに。
ipadを手に取り、急にろれつが回らなくなった、と打ちこんで調べました。
でてきたのは、脳梗塞の疑いが強いと。すぐに脳神経外科にて受診を、と出ました。
後になって分かった事ですがこの時点で救急車をよぶべきだった。と、看護師や先生に言われました。
ネットで市内の脳神経外科を検索して前もって電話をしてこちらの状況を伝えたました
直接自分で話したが、ろれつがまわらないので少し苛立ちました^^;
感じとしては、抜歯をしてまだ麻酔がきれない口の中に止血様の脱脂綿が入っている状態で話している感じと言えば分かりやすいと思います。
意識もはっきりしているので、病院まで自家用車でいこうかとも一瞬思ったけど万一事故でも起こしたらたいへんと思いタクシーを呼びました。
電話で前もってこちらの状況を話していたにもかかわらず受付では、通常の外来を受診同様の対応でした。
問診表をわたされて、記入それから普通に先生の診断まで待たされて、救急車で来たならこんなに待たされる事は無かったろうにと後で思いました。
救急車利用は搬送だけじゃなく対応も救急となることを痛感した。
先生と会うなり直ぐにMRIとレントゲンの指示がでて、病院の地下にある機会室へ移動
薄暗いのと少々かびくさいのが気になったが技師も対応がスムーズでは無く時間がとてもかかり、MRIははじめてでは無かったが異様に機械の音が大きく感じました。
撮影が終わりまた廊下で待たされたが写真では異常箇所の特定はできなかった。
あきらかにしゃべり方、顔の表情等は脳梗塞の症状だったのに。
先生は県立の総合病院へ行くようにと指示をして、紹介状を持ってタクシーにて県立の総合病院へ向いました。
再び外来診察室でその場で脳梗塞である事を正式に告げられました。そして即入院との指示が出て入院をしました。