脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

母が脳梗塞になり介護が必要になりました

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私が、24歳の頃仕事も決まり働き始めていました。ですが仕事開始と同時に46歳の母親に魔の手が襲いかかりました。

大きな脳梗塞で救急車で運ばれすぐに手術

以前から体調が悪く悪化し朝に気持ち悪いめまいがすると言いながら倒れました。すぐに救急車を呼び病院へ行き緊急で集中治療室に運ばれ手術を行いました。

医師や、看護師が慌ただしく私は、どれだけ厳しい手術なのかすぐに察知しました。
手術が終わり、医師に母親の病気名を告げられました。脳梗塞でした。母親のまだ若い年齢で大きな脳梗塞は、初めてだと言われ驚きと悲しさで泣き崩れました。

母親は、退院してその後も通院しました。薬の副作用で、体重増加そして円形脱毛症にもなりました。

後遺症で、右手が麻痺しスプーンも落としていました。

治療費は高額で家計が苦しい

手術は2回行いましたが生活費や母親の今後の治療費を考えると家計は赤字です。なので金策を考え仕事で離れている父親がいて会うことができました。ですが父は母親に恨みがありその放った言葉は自業自得だといい協力してくれませんでした。

母親に兄がいます。兄には多額の母親に借りているお金がありいまだ返済されていなかったので母親は返済を求めました。

月に1万ずつでもと言いお願いしていましたが、兄は家庭もあるから1万も返せないといいその言葉を聞いた母は絶望しその日から一歩も外にも行かなくなり家に引きこもりました。

あれから10年になります

家にいるばかりなのでストレスか、祖母と私に暴力や暴言をするようになりました。仕事も失い愛する旦那にも裏切られ兄が困った時には母親はいつも助けてきたのにその恩を裏切る兄で、母もきっと辛いのだと思います。

日に日に母は、体力も落ち歩けなくなりました。寝たきり生活になり話しまでできなくなりました。そして笑顔も消えました。私は母が大好きです。暴力を受けてもやっぱり私のかけがえのない大事な親です。そんな母が脳梗塞と一人戦っています。何もできない自分が情けないです。

病気は、私たち家族を壊しました。でも、それだけではありません。
兄弟の酷い関係もこの目でみました。なんで、実の妹が苦しんで助けを求めているのに協力してくれないのか疑問ばかりでした。そんな兄も絶対許せないです。

祖母も80歳でとても介護できる歳ではありません。私1人での介護です。市役所にも相談しましたが、何もしてくれないのが現状でした。本人が窓口で相談に来ないと話にならないというので。私は、母親が外に行けない状態を説明しましたが、ダメでした。
介護で苦しんでいる人はたくさんいるので、もっと相談機関も力を入れるべきです。

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