脳梗塞の再発防止に本人、家族が出来ること

血液さらり

脳梗塞体験談集

義父が脳梗塞で発見が遅れ後遺症で介護が必要になりました

投稿日:

3年前の8月、義父が自宅で脳梗塞で倒れました。

とても暑い日で、クーラーを嫌う義父は暑い部屋で、昼寝をもう三時間もしているという義母の言葉でみな気付きました。

そのときの義父は寝たままひどいイビキでまったく呼び掛けには反応なくすぐ救急搬送されました。早く気づかなかったことをみんなで後悔もしました。

夜には緊急手術を行いさいわい一命はとりとめました

一晩中付き添い、不安な夜を過ごしましたが、少し反応がでてきました。ICUから一般病棟にうつってから少しずつ状態も回復してきて座位もできるようになりました。外をながめて、指をさしたり笑ったり、言葉はでませんがコミュニケーションはとれます。

その後、3ヶ月の入院生活

入院中も面会しても家族の名前は分からず、食事も流動食、退院後自宅で大丈夫だろうかと不安いっぱいでの退院でした。3ヶ月したら退院しなくてはならないのはわかってますが、次の入所先も見つかりません。自宅介護を余儀なくなりオムツ代や介護の時間をつくることは本当に大変なことです。

週三回リハビリやデイサービスにいくようになりました

リハビリのお陰でしばらくたつと少しつたい歩きを出来るようになりましたが、しかしそこからが大変。夜中時間かまわず玄関からでてしまったり、時には以前を思い出したのか車を運転しようとエンジンをかけていたのにはおどろきました。どれも近所のかたの通報で知りました。

転倒してケガをしていたり道路の真ん中で座り込んでいたり、ベッドから落ちたり、ヘルパーに手をあげたり。食事は現在口からすべてミキサーにかけたものだけをまずそうに食べます。少しでも固形物があると飲み込みできず、口内にいつまでも残っています。

自宅での介護が大変

一度は家族で話し合い、老人ホームへショート入所や入院も考えましたがその話を義父に話すと強く反応、泣いて嫌がります。言葉はでないのですがそういうことは理解できるため体いっぱいで否定するのです。
もちろん我が家が一番いいのはわかってますが、きれいごとだけではうまくいきません。
子供たちも何かを犠牲にしないといけませんし嫁同士も気をつかいます。正直、義母と、兄弟と、嫁同士とケンカをしたことも多々あります。今はほとんど毎日ヘルパーはデイサービス通所でなんとか生活していますが、世の中にはまたまだきっと大変なかた、一人で悩んでるかたなどいるだろうと思うので、出来るだけ力を合わせて自宅介護を継続していきたいと思っています。

 

-脳梗塞体験談集

Copyright© 血液さらり , 2024 All Rights Reserved.